私的に株式投資とは
今後の株価上昇を予想して購入し、高くなったら売却し、その利益を得る事を優先したいと思っています。
高配当株の場合は配当金もうれしいですが、年間数%なので、やはりそれほどインパクトはないんですよね。
出来る事なら資産を売却することで得られる利益の方(キャピタルゲイン)を狙いたいところ。
どちらを重視するかは好みによりますが、株価予想をするには「テクニカル分析」と「ファンダメンタル分析」について考えなければいけませんから、それについて理解していきます。
この二つの手法にはそれぞれの特性があるので、それを把握しておかないと自分の目論みとは別の方向に行ってしまって焦ったりします。
簡単にまとめると以下のような感じで、予測の期間と目的が違います。
| 分析手法 | 予測したい株価の期間 | 主な目的 |
| テクニカル分析 | 数分〜数週間(短期) | 売買タイミングを捉える |
| ファンダメンタル分析 | 数ヶ月〜数年(中長期) | 本質的価値を把握して銘柄を選定する |
これからもう少し詳しく、それぞれの手法を見ていきます。
と言っても、各手法の詳しい考え方はこれから調べて別の記事でまとめていきますので、この記事では、ざっくりした概要を記しておきます。
テクニカル分析(Technical Analysis)
テクニカル分析は「株価の過去の動き(チャート)や出来高をもとに、将来の値動きを予想する手法」です。
チャートというのは下の図にあるカラフルなグラフのことで、過去からの株価の推移が表されています。
出典:SBI証券
下の方にあるグレーの棒グラフは出来高と言って、その期間の売買株数を表しています。
これは単位がBとなっているので、右の1Bは10億(billion)です。
平均的に10億枚超が売買されている、そして2025年の4月頭あたり32,000円くらいまで下がっているところはかなり出来高が高く、通常の二倍くらいになってますね。
「この銘柄は移動平均線を超えたから上昇トレンドに入りそう」「ダブルトップを形成してるから反落の可能性がある」
チャートを見てそのように予測するのが「テクニカル分析」です。
使い方
- 短期〜中期の売買判断に使う(数分〜数週間の取引)
- ローソク足、移動平均線、MACD、RSIなどの指標を活用
- デイトレーダーやスイングトレーダーが主に使用
なぜこの考え方が有効なのか?
- 市場参加者の心理(恐怖や欲望)はチャートに現れると考える
- 過去の価格パターンは繰り返す可能性が高い
- ファンダメンタルの変化が無くても価格は動くため、チャートで「需給の歪み」を捉える
ファンダメンタル分析(Fundamental Analysis)
ファンダメンタル分析は、「企業の本質的な価値(企業の業績、財務状態、成長性など)に基づいて、株価の妥当性を評価する方法」です。
株価の基本的な考えは、結局この会社の価値がどのくらいあるか?というところに落ち着きますので、経営状況が良く、この先の成長が期待できる企業の株価は上がっていくはずです。
短期的には色々な要因(季節や世界情勢など様々な理由あり)で上下しますが、最終的には本質的な価値=価格に収束していくということですね。
ファンダメンタルズ(ファンダメンタル分析をする人たちの総称※嘘です)は「この企業は今はPERが低いけど、今後売上と利益が伸びるから今の株価は割安だ」などと言ったりします。
使い方
- 中長期的な投資判断に使う(数ヶ月〜数年の保有)
- 決算情報、業績予想、マクロ経済指標、業界動向などを分析
- 長期投資家やバリュー投資家が主に使用
なぜこの考え方が有効なのか?
- 株価は最終的に企業の価値に収束するという信念
- 本質的価値に対して市場が過小評価している銘柄を見つけて利益を得る
- 一時的な値動きに惑わされず、「企業オーナーの視点」で投資する
ということで、短期では需給(テクニカル)が株価を動かす。
長期では企業の価値(ファンダメンタル)が株価を決める。
どちらを使うのが正しい?というものではないですが、両方をバランスよく使うことで、より精度の高い投資判断が可能になると考えます。
実際の使い方としては、
「この企業の今期決算が好調で中長期で上がりそう(これはファンダメンタル)だが、今はチャートが天井圏なので、一旦下がりそうだ。少し下がるまで待とう(これがテクニカル)」
という感じで、銘柄選びはファンダメンタルで行い、エントリータイミング(買い付けるタイミング)はテクニカルで決めるというのが良いのではないか。